脱衣所、なんか臭いが気になるな…。
洗濯機付近が怪しい!!
目に見える範囲、手の届く範囲の掃除は怠っていません。
排水溝の掃除もできているはず。
そうなれば、臭いや汚れの原因は、「見えないところ」です。
みなさんは洗濯槽の掃除は定期的に行っていますか??
わたしは、3カ月に1回程度行っています。
1回やってみると、面白いほどよく汚れがとれるのでクセになります。
「洗濯槽の掃除ってなに?」
「購入してから洗濯機の掃除なんてしていない。」
「最近タオルの臭いが気になる…。」
という方は、ぜひ洗濯槽掃除を試してみましょう!
今回は、画像つきで実践していきます。
洗濯槽の掃除ってどんなことをするの?
「洗濯槽の掃除」とは、洗濯機のなかにある、ステンレスやプラスチックでできた槽(洋服をいれ、水がたまる筒状のところ)をキレイにする作業です。
洗濯機の中を覗いてみて一見キレイだったとしても、洗濯槽の裏側は汚れています。
汚れを発生させる原因には、洗剤の残りカスや衣類から出たほこり、湿度が高いことで発生する黒カビがあります。
素人の洗濯槽の掃除では、目に見えない、手の届かないところを分解作業をせずに所定の洗浄剤を使って汚れを落とします。
重曹や弱アルカリ性の万能洗剤を使用しても落とすことはできますが、分量を間違えると一切効果を感じません。(実体験済)
初心者は、洗濯槽専用のクリーナーをオススメします。
今回使用するのは、さまざま使用してみて一番使い勝手の良さと効果が実感できた
「シャボン玉 洗濯槽クリーナー」を使用します。
シャボン玉 洗濯槽クリーナーの説明書
シャボン玉洗濯槽クリーナーのパッケージの裏面には、使用方法が記載されています。
使用方法は以下のように記載されています。
- 電源をいれてから高水位まで給水します。
※ぬるま湯(30~40℃)を使用すると効果的です。
※50℃以上の熱湯は使用しないでください。
※入浴剤を使用した残り湯は使用しないでください。
※衣類を入れたまま使用しないでください。 - シャボン玉洗濯槽クリーナーを全量いれます。
※洗浄剤や塩素系漂白剤と併用しないでください。
※一度開封すると湿気を吸いますので、必ず一度で使いきってください。
※粉が舞うことがありますので、ご注意ください。 - 3~4分運転して溶かした後、3~4時間放置します。
※長時間(24時間以上)放置すると、故障の原因になります。
※浮いてきた汚れは、ゴミとりネット等で取り除きます。 - そのままの状態から高水位で「標準コース」(洗濯→すすぎ→脱水)を1サイクル運転します。洗浄後、洗濯槽の汚れが残っている場合は、さらに1~2サイクル「標準コース」ですすいでください。
こちらが使用方法です。
ただし、わたしが使用している洗濯機や使用環境が使用方法にそぐわないので、少し使用方法を変更してご紹介します。
シャボン玉洗濯槽クリーナー 使用方法を実践
洗濯槽の中のパーツをはずして洗う
洗濯槽の中についているパーツ(ごみうけ)を外します。
洗った後は、外したままにします。
お風呂の残り湯で給水する
普通に洗濯機で給水してしまうと、常温の水が出てしまいます。
洗濯槽掃除では、入浴剤の入っていない残り湯を使用します。
入浴後すぐに洗浄をはじめれば、40℃近いお湯が使用できます。
翌日使用する場合は、追い炊き機能を使用しても良いかもしれません。
お風呂桶で地道に給水しました。
かなりの高水位までお湯をいれます。
多少髪の毛など混じっていても問題ありません。
洗濯槽クリーナーを投入する
洗濯槽クリーナーを全量投入します。
説明にも書いてあったとおり全量使用します。
計量いらずでラクラクです。ここでケチると効果0になります。
入れてすぐは↓のような感じです。
洗濯機の運転設定をする
洗濯機によっては「槽洗浄ボタン」がありますが、終了時刻が読めないため使用しません。
代わりに通常の洗濯モードで「すすぎ」と「脱水」をしないよう設定します。
※すすぎと脱水を選択したままだと、すぐに排水してしまうため注意!
↓「洗い」だけにしたら20分運転する設定になりました。
20分間、洗濯槽に回転をしてもらいます。
20分間放置した後
きめ細やかな泡がたっています。
このような泡ができるのも「シャボン玉洗濯槽クリーナー」の特徴です。
ぽつぽつと黒い塊が泡の中に混じっているのが見えてきました。
このまま、まだ40分放置します。
さらに40分放置した後
ぽつぽつとした黒い塊が増えてきました。
3か月程度掃除をしなかった場合で写真の汚れの程度です。
購入してから一切掃除をしていない場合、もっとたくさんの汚れが浮かび上がります。
さらに1時間程度放置します。
さらに1時間程度放置した後
浮いていた汚れが真ん中に集結してきました。
汚れが回収しやすい状態になりましたね!
次は待ちに待った、汚れ回収のお時間です。
汚れを回収する
汚れの回収に使うのは、ゴミとりネットと説明にはありました。
100均でも、「お風呂の髪とりアミ」など適した専用のものが販売していますが、わたしは茶こしを使っています。
(※歪んでいらなくなった茶こしです。)
灰汁とり用お玉でもいいです。
汚れがすくえれば、なんでもよいと思います。
いい感じに、汚れが固まっている泡だけ回収できました!
再度20分「洗い」のみ運転をする
まだまだ汚れがとれそうなので、「洗い」のみを継続します。
※繰り返しますが、うっかり「すすぎ」「脱水」は選択したままにしないように注意します。
とてももったいないです。
目立った汚れがなくなるまで繰り返し、一晩放置する
汚れを回収して、再度20分「洗い」運転をしました。
まだ汚れが浮かびあがってきます。
汚れを回収するとともに、高水位を保つために水かお湯を足します。
足す理由は、後述します。
寝る時間になったため、もう一回転して一晩放置(6時間放置)しました。
「洗い」「すすぎ」「脱水」を選択
一晩放置しました。
高水位を維持した理由が写真で分かりますが、洗濯槽の上部のふちに黒い汚れがついています。
高水位にしたことで、水と泡が、洗濯槽の裏側から汚れを上に押し上げてきました。
6時間放置した結果、汚れが乾燥して取りづらいですが、濡らしたキッチンペーパー等で拭き取ります。
このあとは普通の標準モード(洗い→すすぎ→脱水)で運転します。
洗濯槽掃除 完了!
脱水のあと、洗濯槽の底に黒い汚れが落ちているため拭き取ります。
あまりにたくさんの汚れが底に落ちている場合は、もう1~2回すすぎ運転をしたほうが良いです。
洗濯槽掃除のあと、最初に衣類を洗濯するときには、洗濯槽に残っていた汚れが付かないように「洗濯ネット」を使うことをオススメします。
ほとんどの場合、汚れは残っていませんが、保険です。
たくさん汚れがとれると
…こんな汚れた洗濯機で洋服やタオルを洗っていたのか…。
とショックを受けますが、たくさん汚れたが取れたときは驚きと楽しさを感じてしまうと思います。
一度ハマるとクセになる洗濯槽掃除、この機会にぜひ!
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