こんにちは。すや美(@hitomonodekigot)です。
私が飼っているうちの子デグーは、ほとんど病気にかかったことがありませんが、2回ほど「結膜炎」になったことがあります。
結膜炎とは、白目とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が、さまざまな刺激や微生物感染などにより炎症を起こした状態です。症状は発症原因によってもさまざま。結膜の充血、目やにがたくさん出る、まぶたの腫れ、かゆみなどがあらわれます。
「結膜炎」の原因・症状・対処法 | ロート製薬: 商品情報サイト (rohto.com)
この記事では、デグーの結膜炎の状況や対応についてお話します。
結膜炎に気が付いたきっかけ
うちの子デグーを観察したときに、目に違和感がありました。
右目の様子から、結膜炎であるだろうと判断し、動物病院に行きました。
結膜炎であると判断したのは、以下の症状があったためです。
- 目が開いていない
- 目の周りの毛が濡れている
- 目ヤニの量が多い
- デグーが顔をよく触っている
↓右目と左目の様子が明らかに違いました。
動物病院はどこにいく?
デグーはエキゾチックアニマルです。
エキゾチックアニマルを簡単に表現すると、「犬・猫以外の愛玩動物」です。
犬や猫と異なり、動物病院すべてがデグーを見ることができるわけではないため、近隣の病院を事前にチェックしておきましょう。
近くにエキゾチックアニマル専門の病院がない場合は、通常の動物病院に問い合わせてみましょう。
専門と謳っていなくても、過去にエキゾチックアニマルを診療したことがある医師が在籍している場合があります。
うちの子デグーも、犬・猫の動物病院にいくことになりました。
動物病院へ行く準備
デグーの体調を良くするための通院であるとはいえ、デグーにとって自宅から病院への移動はストレスです。
できる限り、ストレスのない移動の準備をします。
うちの子の通院で使用したのはライトキャリーです。
また、犬・猫がいる環境に行くのは初めてだったため、カバーも使用しました。
自宅⇔病院の移動の際は、下記を気をつけていました。
- できる限りケージ・キャリーの揺れを抑える
- 寒すぎない・暑すぎないようにする
- 適宜声をかける(飼い主が近くにいることを伝える)
気をつけていたとしても、うちの子は怖くて隅っこにうずくまっていました。
ストレスは最小限に抑えたいところです。
診察の結果
動物病院の医師に診察していただいたところ、やはり「結膜炎」でした。
処方された薬は目薬です。
初診料は3,000円、目薬料は2,000円です。
保険がない分、なかなか高額に感じますね。
オフロキサシン点眼液0.3%「CHOS」(広範囲抗菌点眼薬)
犬・猫用の目薬でした。
結膜炎への対処は、人間も犬も猫もデグーも変わらないのだなと思いました。
ただ人体用と動物用は別ですので、素人判断で人体用を使用してはいけません。
必ず動物病院の医師の指示に従いましょう。
朝昼夜、もしくは朝夜でデグーに点眼をしました。
タオルで抱っこして目に目薬を落とします。
抱っこ嫌いな子は苦戦するかもしれません。
点眼するたびに、飼い主の左手はひっかかれてミミズ腫れができていました。
結膜炎の原因
デグーの結膜炎の原因は以下が考えられます。
- 雑菌がついた手で目を擦って傷がついた
- 牧草や床材の細かい粉が目に入った
- 飼育上の衛生環境がよくない
デグーは人間と違って、水で手や顔を洗ったりできません。
飼い主が気をつけていても結膜炎になってしまうことはあります。
治療と一緒に飼育環境の見直しや掃除もしっかり行いましょう。
デグーの変化に気付くこと
デグーは痛かったり苦しかったりしても、鳴いて表現はすることはしません。
(ケージの戸に指を挟んだときには、「痛!」と言っていたことはあります。)
元気な時の様子と比べて、おかしなところがないかを気づいてあげるのは飼い主の仕事です。
少しでも気になるところがあれば、飼い主のメンタルを守るためにも動物病院にすぐに行くことをオススメします。
今回の記事がデグー飼育の参考になれば幸いです。
毎日目薬してて1週間くらいで治ったよ。
コメント